地盤補強方法
最終更新日:2023/6/28 公開日:2023/6/23
こんにちは! リフォームハウスイワサキです。
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ここでは一般住宅建築を対象としたお話をしていきます。
地盤調査のデータによって、その補強方法が異なってきます。
①地表から3mくらいまでの深さが、N値3~4を示している場合の補強は「 表層・深層改良 」がその代表です。
ただし腐葉土のような土質の場合には、地盤改良は出来ない可能性大です。
簡単に言うと柔らかい表層の土と、セメント材に似た粉末を重機で混ぜながら撹拌し硬化させます。
地表から柔らかい地層を固い地盤の層に造り替えてしまう方法です。
②地表から4~5mくらいまでの深さが、N値3~4を示している場合の補強は「 柱状改良(ちゅうじょう) 」が一般的です。
地面に直径60~70cm程、深さ5~6m程の穴を掘り、そこにコンクリートを流し込んで固めます。
2階が載る位置や積載荷重などによって柱状の杭の本数は異なってきますが、1階床面積が20坪くらいで20本から25本くらいです。
③同じく地表から5~8mまでの深さが、N値3~4の場合で、更に途中に水脈などがある場合の補強には鋼管杭で対応します。
重機にて目的の地層到達まで貫入していく方法です。
②と同じくらいの規模の建物では60本から70本くらいを打ち込まなければ、希望する設計応力が得られません。
④上記以外には、建物の規模や構造が重量鉄骨や、RC造などで、更に建物の重量がある場合などはPC杭などを検討していかなければなりません。
※現在、新築する場合には必ず地盤調査を行う事が施工業者には義務づけられています。
また、地盤補強費用は安くても別途100万円以上は掛かると思って、
資金計画を立てた方が賢明かも知れません。
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