集合住宅の改修工事
最終更新日:2023/10/11 公開日:2023/10/10
こんにちは! リフォームハウスイワサキです。
私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国で安心安全大満足
リフォーム&屋根外壁外回り&新築住宅を施工していきます!
現在、2DKの集合住宅の改修工事を行なっています。
和室の6帖の畳をやめて洋室の6帖に、洋室6帖の床を新しく、DKと洋室6帖のそれぞれの境の敷居を床とフラットに、バリアフリー仕様にする訳です。
一般的には、床の高さを敷居に合わせて調節していくのですが、今回は一言で表現すると敷居と鴨居を下げて対応する方法を行なってみました。
また、現在使用しているアルミ製の襖や、ガラス障子はそのまま使用する為、大工さんは相当な精度を要求される大変な作業だと思います。
該当する敷居鴨居は1間用と1間半の二カ所。
壁に固定されている縦の部材(方立)・敷居・鴨居を生かし取りしていき、次の作業は厚さ45㍉ほどの敷居を10㍉の薄さに引き割る作業になります。
これからが取付作業の段階に移っていきます。
ここまでの大工作業も文章の中では簡単ですが、ここまででざっと2人半分の手間が掛かっています。
例えば荒床(床のベースとなる床材)の上に敷居を載せます、1間半ある中央部分で敷居が1㍉下がっていたとします、ここにアルミ製襖をセットすると縦枠の役目をする方立の上部ではアルミ襖と方立には5㍉ほどの隙間が出来てしまいます。
新築時では完成した時、大工さんが取付けてある敷居と鴨居間の寸法と、左右の方立間の寸法を建具職人が測って建具を造り、現場で建具を吊り込む際に必要であれば建具を鉋(カンナ)で削って隙間が空かないように納めますが、アルミ製の襖では削る訳にはいかないので大変になるのです。
モノや製品で暮らしが楽になり便利になっています。
その一つのモノや製品が完成し商品となり、私たちの手元に来るまでには私たちが知らない数多くのドラマがあるはずです。
一つ一つ想像すると楽しいですね。
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