仮設工事(外部作業足場)に関する法改正
公開日:2024/3/23
こんにちは! リフォームハウスイワサキです。
私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国で安心安全大満足
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建築工事の仮設工事の中で、外部足場に関する施工基準が新たに設けられました。
法改正の背景には作業員の転落事故や道具・資材関係の落下による危険度を限りなくゼロに近づける事にあります。
足場には大きく分けて二通りの方法があります。
一つ目は本足場(ほんあしば)、二つ目は一側(ひとかわあしば)に分類できます。
本足場は支柱(縦地)が2本2列で構成され、その2本の支柱間に道板という作業部材を乗せて、その上を作業者が乗って作業を行うようになります。
一側足場は支柱(縦地)が1本1列で、その支柱のそれぞれにブラケットを取付け、その上に道板部材を乗せて、作業者が乗って作業を行うようになります。
一側足場は本足場に比べて道板の幅が、構造上半分しか無いため、作業者同士がすれ違うことが困難であり、また道板上に置いた資材や材料が、何かの拍子に落下する可能性が大きく、下で作業等をする人には大変危険です。
ただ、建物から隣地境界までの距離が狭かったり、植木がその他の障害物がある場合には、本足場を掛けることが困難、不可能となります。
また、本足場より一側足場の方が運搬車両の台数や足場本体の部材数も少なくて済み、足場代が安くなります。
厚生労働省では、建物から隣地境界までの距離が1m未満や、諸条件等により本足場が仮設できない場合にはこの限りではないとしていますが、人命や怪我・事故を最優先に考慮・留意する事としています。
本足場を掛けることにより、転落防止に繋がる安全面での手摺なども確実に設けることも出来ます。
一連の生活物価が高騰する中、建設関係資材も同様に値上がりしています。
今回触れた作業足場も然り、一側足場よりも本足場の方が作業性に於いても安全性に於いても確かである事は言うまでもありません。
しかし、本足場を実行するに当たって避けられないものは仮設工事費・価格の上昇です。
新築の着工棟数、リフォームの工事件数が毎年右肩下がりで推移しています。
今回の作業足場の法改正に伴い、建築気運に対し悪い影響が出ない事を建築業界に携わる一人として、そうならないことを願っています。
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