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長泉町下長窪マイホーム新築工事 コンクリート打ちです
今日はコンクリート打ちです、鉄筋がそろっていてきれいですね。
今日の作業は、底盤の耐圧盤(平らな部分)のコンクリート打ちになります。
コンクリートは1~3時間で固まり始めるので、できる限り近くの生コン(工場で造られた、フレッシュコンクリートを略して)会社に依頼します。
渋滞でミキサー車の中で固まってしまったら大変ですものね。
周りの型枠に剥離剤を噴霧しています、これをやらないと後が大変!!
これは型枠(外周の枠)の取りはずしがしやすいように、コンクリートになじまない液体を型枠内に塗布するものです。昔は周りの型枠をコンパネ(コンクリートパネル=略して)と言って、厚さ12mmの耐水合板ラワンベニヤの事だったのですが、最近では、鋼製の型枠が使われるようになりました。
剥離剤はしっかりと塗り残しの無いように施工します。
昔使っていたコンパネのように数回の使用で廃棄するのではなく、鋼製型枠は何十回も使うので、コンクリートがすぐにはがれやすくしておく必要があるのです。
これをやらないと、後が大変です。
コンクリートを打つ高さに緑テープで印をつけています。
こうする事で、おおよその目安ができ作業を効率よく進める事が出来ます。もちろんこれはあくまでもおおよその高さになります、その後しっかりレベルで高さを確認していきます」。
赤い車はポンプ車です、昔は一輪車(ネコと呼ばれていた)
にコンクリを載せて打つ場所まで人力でコンクリートを運んだのです(これが大変な作業)、現在はこんな便利なポンプ車があるので、建物の奥までホースが伸びて楽々コンクリ打ちが出来ます。あとで写真もあると思いますが、ベルトの所にリモコン操作ができるようになっています。
この日は特別寒い日だったので、防凍材(その名の通り凍るのを防ぐ薬剤)
をミキサー所の中に入れて撹拌します。 これで夜から朝方にかけて気温がマイナスになっても、コンクリートは固まらず既定の強度を維持する事が出来るのです。
コンクリートは急激な乾燥や凍結に気をつけなければならないのです。
ポンプ車の威力発揮しています、建物の隅まで届くんです。
作業者の一人が、ベルトの所にあるリモコンでスイッチを入れたり切ったりしながら、長さの調節やコンクリートを圧送しているのです。 見ていると結構面白い
です、また、ちょうどうまくコンクリートの量を調整しているのがわかります、プロですね!!
まず初めに深い部分からコンクリートを打っていきます。
コンクリートの中身はセメント、砕石、砂などが使用方法により混ざり合っているのですが、上手く流れ込んで空気などが入らなければいいのですが、そのままだと実際は空間が出来たりしてしまいます。 昔は棒でつついたりこれも人力で作業していたのですが、現在はコンクリート用バイブレーターを用いて隙間なく流れ込むようにします。
但し、振動をかけすぎると砕石や砂、水分などが分離しやすくなりますので、ここにも注意が必要です。
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