長泉町下長窪マイホーム注文住宅 コロニアル屋根
コロニアル屋根=カラーベスト屋根と言います。
屋根に防水シートが(その名もモラサン)が敷いてあります、この上から屋根材のコロニアル=カラーベスト屋根材を葺いていきます。
一枚のサイズは、横幅が910mmで高さが414mmの板状のものを張って行きます。張り方は、下から(軒先)高いところに向かって重ねて張って行くのです。
材料はあらかじめ屋根の上に配置しておきます、下から張るので、上の方に置いてありますね。
右の上に見えるのが、シングルカッターと言って屋根材をカットする機械です。
コロニアル屋根材は、上から釘で止めて行くので当然防水シートにも穴が開きます、でも心配しないで下さい、釘の穴をゴムのようにギュッと釘にピッタリ隙間ないようになるので、そこからの雨漏りは発生しません。(ただし、材料そのものの耐久性もあります)
屋根の軒先防水シートがめくれているのがわかりますか?
軒先に、板金金物を付けていくのです。この金物を付けることにより、野地板(下地材)に直接水がかから無いので劣化を防ぐことになるのです。
もちろん野地板の上に板金そして防水シートをかぶせていきます。
徐々に出来上がってきました
しっかりコロニアルを敷きつめていくと釘打ちの部分が隠れるようになっています。
釘打ちは、1枚に対して4ヶ所打ち固定します、その結果実験では、風速60mでも屋根材に変化はありませんでした。(メーカーカタログより)
材質についても、吸水率が低く、収縮、伸びもほとんど無く表面上の変化はほとんどありません。
屋根の頂点の所に板があります、この板の部分には、コロニアルのつなぎ目になるので
板金をかぶせていきます。その板金を止めるための板をあらかじめ張って置くのです。
ここでも大事なことは、この板もビスや釘打ちで止めるので当然穴が開くわけです。しかし優れた防水シートや、穴の部分にあらかじめコーキングを入れてあるので、雨水を防止できるのです。
きれいでしょ?屋根の勾配に沿って木材を打ってあります。
あらかじめ加工しておいた板金を止めていきます。また、中央に木材が切れたところが見えますか?そこには、換気口を設けてあります。 この換気口がないと、小屋裏(室内)は高温になるので、その空気(温度)が室内に影響してきてしまい、ものすごく暑い!!となってしまうのです。 換気口を設ける事で雨水の心配も会うと思いますが、そこはメーカーさんも実験を重ねて、嵐が来ても水は入ってこないように工夫されています。
こんな感じに全体が出来てきました。あと板金を施工して終了です。
コロニアル屋根は瓦に比べて軽量なので、住宅の多くの屋根に使わています。
また、耐久性や衝撃性、遮音性などもよくなってきました。表面が経年と共に劣化していきますので、10年~15年1度の塗装が必要です。 最近では、メーカーから色の10年保証は当たり前になってきました。
その頃室内では大工さんが筋交いを設置しています。
床板も張るのですが、その前に断熱材も入れなければ張れません。
床材は水平合成を考えて、28mmの合板を敷きつめていきます。これで安心ですね。大工さん頑張って!
屋根が出来上がってきました、こうなると雨も安心ですね。
新築では今までの説明通りですが、リフォームでもコロニアル屋根の葺き替えやカバー工法は一般的に行われています。
以前沼津や三島の屋根の現場で、カバー工法を選択しましたが、カバー工法は屋根の上にまた屋根ができるので、雨漏り対策にはいいですね。ただ皆さん心配するのは、重くなるので地震大丈夫?とよく聞かれます。
リフォームの場合屋根材をはがさずカバー工なら、工期も短く廃材も少ないのでメリットは大きいのですが、地震の心配も考慮しなければと思います。
ちなみに、コロニアル=カラーベストは一般的瓦の1/2の重量なので、そこを基準に考えて、もし気になるようなら耐震対策(制振ダンパーなど)を設置したら、揺れも半減するので安心がプラスされるのではと思います。
もちろん葺き替え(はがしてやり替え)がベストですね。
ちなみにコロニアル=カラーベストの場合の重量は、坪当たり60~80kgです、洋瓦や陶器瓦は坪当たり140Kg~160Kgです。
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