◈ リフォームローンとは?

リフォームローンとは、住宅購入後に改装や増築、修繕などのリフォームをする際に適用されるローンのことです。大規模リフォームでは、費用が1000万円近くかかることもあります。そんな時、頼りになるのが金利負担の少ないリフォームローンです。リフォーム内容に制限がない場合も多いため、賢く機関を選びリフォーム計画をしていきましょう。では、リフォームローンを扱っている機関とその種類をご紹介していきます。

1. 有担保型リフォームローン

 

有担保のリフォームローンとは、土地や建物を抵当に入れて借り入れるローンのことです。借入額を大きく設定できるため、大規模リフォームに向いています。一般的に、住宅金融支援機構などの公的機関と銀行などで取り扱いがあります。

2. 無担保型リフォームローン

 

抵当の必要がなく、比較的手続きが簡単なところが、無担保リフォームローンのメリットです。しかし、無担保なため金利が高く、借入額も少ない場合が多いようです。そのため、短期間で返済できるような小規模リフォームに向いています。主に銀行で取り扱いがあります。

3. クレジットカードでのリフォームローン

借入額が300万以下の場合には、クレジットカードのリフォームローンを検討してみるのもいいかもしれません。実質金利は銀行のリフォームローンよりも高めですが、役所や勤務先での必要書類を取得する手間がかからず、スピーディーに借りることができます。ローンの審査時間も短く、小規模リフォームやすぐにリフォームが必要な場合などにはとても便利です。

◈ リフォームローンを活用するポイント

リフォームローンの活用のポイントは、「費用と金利だけで判断をしない」ということです。例えば、金利の高いクレジットカードのリフォームローンでは、分割払い手数料の他に費用はかかりません。しかし、同じだけの金額を借入れる場合に、銀行の有担保リフォームローンを利用すると、登記簿謄本や源泉徴収票などを取得する必要がありコストと手間もかかってしまいます。このように、金利が安くてもその他の費用がかさみ、損をしてしまうケースもよくあります。

まずは、ローンを借りることによって発生する費用全体を把握して計画しましょう。融資を受ける金額や頭金の有無などを頭に入れ、無理のない返済計画を考え検討出来るといいですね。


リフォームローンを利用することによって、思っていたよりもリフォーム費用の負担が軽減されます。どこをどのようにリフォームしたいかを早目に決めて、少しずつ準備を進めていきましょう。そして、お得に素敵なリフォームを実現させましょう!