タンクレストイレにリフォームするなら手洗器もセットで考えよう!
タンクレストイレにリフォームする場合、考えなくてはいけないのが手洗器の設置についてです。タンクレストイレにリフォームした際に別で設置する必要がある手洗器について、どのようにすればいいかご紹介していきます。
~スタイリッシュで節水にも◎! タンクレストイレとは!?~
タンクレストイレとは、洗浄水を溜めるためのロータンクがついていない便器のことです。スタイリッシュなのと空間の省スペース化で、現在とても人気のあるトイレ設備となっています。
また、タンクレストイレは、その洗礼されたビジュアルのみならず、たくさんの導入メリットがあります。ここからは、タンクレストイレのメリット・デメリットをご紹介します。
《メリット1》 奥行きに少し余裕が生まれる
その余裕は10cmくらい。10cmと言っても、それほど余裕がないように感じるかもしれません。しかし、体感するとかなり広くなったように感じられるのです。また、手すりなどバリアフリー対応もしやすいといったメリットがあります。
《メリット2》 掃除がラクになる
タンク型トイレには、タンクと便座の隙間や、手の届きづらいタンクの後ろなど掃除のしづらい箇所が多くありました。しかし、タンクレストイレはシンプルな設計のため、トイレ掃除がとても楽になるでしょう。
《メリット3》 連続洗浄可!タンク型と比べ2倍以上の節水効果
タンクレストイレは、水道と直結して洗浄水を確保しており、水圧で水を流す仕組みとなっているため、連続して洗浄することが可能になります。また、技術進化に伴って従来のタンク型トイレでは13ℓ程度の水を使用するのに対して、現在のタンク型トイレは、機種によって異なりますがだいたい5ℓ程度で洗浄可能です。それをタンクレストイレにすると、更に少ない4ℓ程度の水で洗浄が可能になるのです。
つまり、タンクレストイレなら従来のタンク型トイレに比べて、約3倍以上の水を節水することが可能になります。
《デメリット1》 手洗器が別で必要になる
タンク式トイレには、手洗器がタンクに付属されていますが、タンクレストイレには手洗器がついていません。そのため、タンク式トイレからタンクレストイレにリフォームした場合、手洗器もトイレ空間に別で設置される方もいます。
結果、トイレが手狭になってしまった、ということもあるので注意が必要です。
《デメリット2》 停電時は使用不可
タンクレストイレは、電気を使って水を流す仕組みの為、停電時にはトイレを洗浄することができなくなってしまいます。
《デメリット3》 ご自宅の水圧によって設置が不可
タンクレストイレの洗浄システムが水道直結式の為、自宅の水圧によってはトイレが詰まったり、設置することが不可能な場合もあります。マンションの高層階などでは、水圧不足で設置できない場合があるようです。
《デメリット4》 ウォシュレット部分だけの交換ができない
タンクレストイレはウォシュレットと一体型の為、ウォシュレットのみ故障した場合には、メーカーに修理依頼することとなり、ウォシュレットだけを交換することが出来ません。
~手洗器に迷った時は、埋込式手洗器も検討してみよう~
手洗器を設置するスペースがないときに役立つのが「埋込み式」の手洗器です。壁に穴をあけて、半分埋込むような形で、少しのスペースで設置できるのが特徴です。
~タンクレストイレにする場合は「スペース」と「水圧」を確認~
タンク式トイレからタンクレストイレにリフォームする場合は、必ず手洗器のスペースと適した水圧があるかどうかを確認するようにしましょう。この二点がタンクレストイレへリフォームするのにとても大切になってきます。
また、もしスペース確保に悩んだら埋込式の手洗器も頭に入れておくと、リフォームのバリエーションが広がるかもしれませんね。
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