手摺の種類とチェックポイント
公開日:2022/4/22
「 手摺 」と一口に言っても、用途や場所によって様々な形状や素材・機能のものがあります。
形状には水平手摺、縦手摺・L字型手摺・勾配手摺・くねくね曲がった波形手摺などの種類があり、玄関上がり鼻・
廊下・トイレ・浴室・階段室・玄関ステップなどに使われています。
要介護状態での事故の10%は転倒・骨折だそうです。
転倒予防のためにも、転ばぬ先の杖ではなく、転ばぬ先の手摺、で設置優先を真剣に考えたいですね。
手摺の種類と選ぶ際のチェックポイントを説明します。
・縦手摺(Ⅰ型手摺)
床面に対して垂直に設置するもので、出入り口や段差の近くに設置します。
縦型手摺の取付高さですが、床面から130センチ位が、手摺長さの真ん中くらいが使いやすいとされています。
また、ぎゅっとしっかり握る為に太さ、表面が凸凹したディンプル加工されている方が滑りにくく安全です。
・L字型手摺
この手摺は水平手摺と縦型手摺が一体となった形と機能を持っています。
トイレや浴室、玄関など、便座や椅子などで「 立上り動作 」を行う場所によく使われます。
取付高さはトイレや玄関では、L字の水平部分の高さにします。
浴室では浴槽エプロン(縁)から10センチの高さが使いやすいとされています。
・階段昇降用手摺
階段室の昇降用手摺は理想は階段の両側につけます。
しかし両側に付けることにより、階段の幅員が極端に狭くなってしまっては意味が
有りません。片方に付ける場合には、階段を下りる時に利き腕側に手摺がくる事が理想です。
取付高さは階段の先端(段鼻)から垂直に75センチ上がった所が手摺バーの上端で、この高さが使いやすいとされています。
・手摺の選択をする際のポイントと取付時の注意
手摺の太さの目安としては28㍉~35㍉が握りやすいとされています。
また、素材ですが直接金属に触れるものは避け、樹脂コーティングしてあるもの、または木質系のものを選ぶことをお勧めします。
手摺を壁に取付る金具をブラケットといいます。このブラケットにはビス穴が3所開いています。
手摺には場合によっては全体重に近い力が加わる時もあります。
決められた規格のビスで確実に取り付けましょう。
手摺に関して気になる事がありましたらお気軽にご相談ください。
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