時代の移り変わりと共に その①
公開日:2023/2/18
こんにちは! リフォームハウスイワサキです。
私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国で安心安全大満足
リフォーム&屋根外壁外回り&新築住宅を施工していきます!
学校を卒業して建築・住宅業界に就職したのは今からもう50年以上も前になってしまいます。
その頃時代はまさに昭和、昭和45~50年辺りからで、今とは比べ物にならないくらいの空前の住宅ブームでした。
あらゆるところで家の建て替えだったり住宅分譲地の造成がみられました。
工務店とは別に、太平住宅・殖産住宅・日本電建・東日本ハウスなどが木造住宅を専門に、今風に表現するとハウスメーカー的な位置で、個人の大工さんよりは流行をいち早く取り入れてお洒落感覚でした。
和風・和室が主流だった生活様式から、洋風・洋室スタイルの生活様式に移っていったのもこの時代からでした。
そんな中、第一次オイルショックが日本経済を襲います。
トイレットペーパーや洗剤が市場から消えてしまったり、建設業界では電線が手に入らなくなったり、セメントが市場から消えてしまう状態になりました。
建物の基礎が出来なくなったり、電気配線が出来なくなったりと、全国の建設現場はパニック状態でした。
闇で東北のどこからか運んできたセメント袋を、大型ダンプにセメント袋を200袋300袋と積んで、工事中の該当現場に手分けして降ろしたことを覚えています。
新築でも作る浴室は、浴槽自体はポリウレタンやホーローでしたが、でも洗い場はタイル張でした。
ユニットバスは存在していましたが、商品的にもいまいちで安っぽい割にはとんでもなく高額だったので、全体の数パーセントも満たないくらいではなかったでしょうか。
トイレ便器も同じように、この時代は和式便器が主流でした。そこから兼用便器に代わっていきました。
洋式便器を注文される方は皆無に近かったと思います。
そういう時代でした。
やがて汲み取りスタイルから、各家庭で単独式浄化槽や並行して公共下水が普及しはじめ、その辺りから洋式トイレが急速に普及していきました。
それから10年後くらいからユニットバスが大きく躍進、デザインも素晴らしい上に求め安い価格帯となっていったのです。
需要が多くなれば必然的に価格も下がる、モノが普及していくプロセスですよね。
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