住宅建築の職人さんが激減

公開日：2023/4/25

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住宅建築に携わる職人さんが激減しています。

年々少しずつ建築関連に携わる職人さんが減っていて、この業界では大変困っています。

腕に特殊な技術と経験を持っている職人さんで、半年や一年で仕事を覚えられる訳もなく、「その代わりの人」という訳にはいかないのです。

外壁塗装職人

また、職人さんも高齢化が進み、そして親方が弟子を採らなくなっています。

「きつい、汚い、危険」よく言われる３Ｋで、なり手が無い大きな要因のひとつです。

そして３Ｋの割には収入が少ない、と言われるのも要因です。

そうした業界の中、例えば和室を作ったとします。

木造建築でいう和室の壁は、柱や鴨居などが見える真壁づくりです。

その逆に柱が見えない洋室の壁を大壁といいます。

しかし現在は純木造建築ではないと、大壁仕様の壁の表面に柱（付柱）や鴨居･長押などを上から接着し、仕上がると何と純木造建築の和室が出来てしまいます。

こうなると、本来大工さんでなければ出来ない技術自体が必要なくて、２～３カ月も未経験者を指導してあげれば、和室らしく見える和室が出来る職人さんが育ってくれるようになるのです。

本物の柱でなくても仕上がりが柱に見えればいいのです。

屋上防水職人

この方法だと、木材資源を大切にする、木材の使用する量も10分の１程度で済むのです。

工期も短縮し合理的といえば合理的なのかも知れませんね。

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