職人さんと道具の移り変わり
公開日:2024/5/11
こんにちは! リフォームハウスイワサキです。
私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国で安心安全大満足リフォーム&屋根外壁外回り&新築住宅を施工していきます!
職人さんが仕事で使っている職人さんの“命”である道具の数々。
一つの例を取ってみましょう。
例えば大工さんが使用している道具です。
1970年代頃の大工さんの道具箱の中には、金槌(げんのう・とんかち)が3本・鋸(のこぎり)が4丁・墨壺・墨刺し・のみ7本・錐・差し金・鉋(かんな)3本・他に釘などが入っていて、建築現場への往復時は、自転車やバイクの荷台に乗せていました。
信じられないような話ですが、雨降りの日には建築現場は休みでした。
現在のように、車両で現場へ行き来する職人さんは殆どいなかったので、現場も比較的 近場が多く、その地域ごとに大工さんに工事を頼んでいたので不便さも感じなかったのでしょうね。
その頃から現在を比較すると、物を取付けて固定するには釘からビスに変わり、インパクトドライバーが主流になり、同時に接着剤の質も大幅に向上しため多岐にわたって使用するようになりました。
物を切るには手引き鋸から電動鋸に、木材の表面を滑らかにするのには鉋から工場から仕入れた化粧材に変わりました。
現在では、大工さんが働く現場からは金槌で釘を打つトントンやカンカンなどの音は全く聞こえてきません。
その代わりにインパクトドライバーで物を取付ける作業音のブーン、ブーンという音だけです。
いつしか大工さんが使用する道具のほとんどは電動工具に変わっています。
同時に電動工具のおかげで、大工さんが費やす日数も、50年前に比べると半分から1/3へと大幅に短縮されています。
電動工具は大工さんやその他の職人さんと共に歩んできた歴史があります。
電動工具の出始めの頃はビス止めするにもパワー不足だったり、コードが邪魔になったり、電動工具本体が大きかったり重量が重すぎたりで使い物にならなかったり、電源のバッテリー電池の持久力の乏しさだったりと、窓口であるメーカーの営業マンは、現場の苦情や声を聞きながら改善を繰り返して完成品、現場への需要拡大に至っています。
今では電動工具そのものが、職人さんたちにその“工具”が無ければ仕事にならないくらいのレベルにあり、その依存度は大変大きなものになっていることに間違いありません。
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